日本小児循環器学会雑誌 投稿規定(2022年2月改訂)
- 日本小児循環器学会雑誌への投稿は,筆頭者は日本小児循環器学会会員に限ります.学会会員以外の共著者は3名までとします.
- 倫理的配慮
- 投稿論文は本学会が定める「医学研究および学会・研究会における研究発表に関する倫理指針」 (平成26年12月改訂)に沿うものに限ります.
- ヒトを対象とした研究においては、「ヘルシンキ宣言(以後の改訂を含む)」、国により策定された医学研究に関する最新の法律および指針に、また動物実験は「研究機関等における動物実験等の実施に関する基本指針(平成18年6月1日、文部科学省)」およびこれらに準ずる指針の規定を遵守してください.
- 患者等の匿名性を十分守ったうえで、論文中に患者(あるいはその代諾者)からインフォームド・コンセントを得たこと、またはオプトアウトを行ったことを明記してください.
- 原著の場合,所属施設・機関等の倫理委員会・治験審査委員会等の承認を得た旨を記載し,承認番号を明記してください.
- 掲載された論文の版権は日本小児循環器学会に属します.
- 投稿論文は,本誌のみに発表するもので,他雑誌(和文,外国語を問わず)に発表された論文,あるいは発表予定の論文は受け付けません(15. Secondary Publicationの場合を除く).
- 投稿にあたって,日本小児循環器学会が定める指針に則り,利益相反(COI)について所定の様式にて申告してください.利益相反関係の有無は,謝辞または文献の前に明記してください.
- 著者資格について
- 著者資格の基準として,以下4項目の全てを満たすことを条件とします.
- ①
- 研究の構想もしくはデザインについて,または研究データの入手,分析,もしくは解釈について実質的な貢献をする.
- ②
- 原稿の起草または重要な知的内容に関わる批判的な推敲に関与している.
- ③
- 出版原稿の最終承認をする.
- ④
- 研究のいかなる部分についても,正確性あるいは公正性に関する疑問が適切に調査され,解決されるようにし,研究のすべての側面について説明責任があることに同意する.
- 上記の4つの基準のすべてを満たさない貢献者(contributor)は,著者として挙げるのではなく,謝辞にて個人個人で列挙するか,あるいは「参加研究者」のような見出しのもとにグループとして示し,それぞれの貢献者の寄与内容を具体的に示す必要があります.
- 著者の役割を,具体的に記述してください.(記述例:プロトコール作成,実施,モニタリング,監査,データ集計,統計学的解析,データ解釈,論文原稿作成,研究結果発表決定等)
- 介入試験に関する論文においては,責任著者(Corresponding author)は介入試験の原稿全体に医学的な倫理性と公正性に関して責任を持ち,全著者のCOI に責任を持って報告する必要があります.
(参考 日本医学会 医学雑誌編集ガイドライン:http://jams.med.or.jp/guideline/jamje_201503.pdf)
- 著者資格の基準として,以下4項目の全てを満たすことを条件とします.
- 論文の採択は原則として査読者の査読を経た上で,編集委員による編集会議で決定します.査読は編集委員会から依頼し,その氏名は公表いたしません
- 投稿について
- 原稿の種類は,総説,原著,症例報告,How to do it, Letters to the Editorとします.
- 原稿は,和英の題・抄録・著者名・所属,本文を一つのファイルにして投稿してください.
- 原稿の1ページ目に著者連絡先(住所・氏名)もお書きください.
- カバーレターに,投稿者の氏名,住所,電話番号,FAX番号,E-mail addressを記入してください.
- 初回投稿時には,次に説明する確認書を提出してください.確認書には,論文の版権が学会に帰属すること,および投稿論文が二重投稿でない旨を記し著者全員の署名を行い,スキャンしたファイルを提出してください.確認書は学会ホームページ(http://jpccs.jp/)の「学会誌・投稿規定」よりダウンロードしてお使いください.
- 投稿は電子投稿のページ(https://mc.manuscriptcentral.com/pccs)にアクセスして行ってください.マニュアルは投稿者ログイン画面よりダウンロード可能です。
- 原稿について
- 本誌の組上りで,図・表・文献を含み,総説・原著は8ページ(16,000字),症例報告は5ページ(10,000字),How to do itは簡潔明瞭な図を含め2ページ(4,000字),Letters to the Editorは2ページ(4,000字)までとします.原則として,図1点は400字相当,複雑な図・組み写真・表は編集の過程で判断します.
- 1論文につき5個以内のkey words(英語,ただし略語は不可)をつけてください.
- 総説,原著,症例報告には,冒頭に和文抄録(400字程度)および英文抄録(250語以内,ダブルスペース)を必ず添えてください.英文抄録は,Native speakerによるチェックを受けてから,投稿してください.
原著では,和文抄録・英文抄録ともに,背景(Background),方法(Methods),結果(Results),結論(Conclusion)の項目別に記述してください. - 原著の本文は,原則として,背景,方法,結果,考察,結論または総括の順に記述してください.
- 用語は日本循環器学会,日本小児科学会などの用語集を参考にしてください.原稿・図表のサイズはA4判とし,原稿には必ずページ番号と5行おきに行数を入れ,読みやすいフォントを使用してください.
- 文献,外国人名,薬品は必ず原語を用いてください.
- 図・表は解像度300dpi以上の鮮明なものに限ります.図・表ともにWord,Excel,PowerPoint,JPEGでの作成を推奨します.他誌などから図表を使用する場合には,投稿者の責任において著作権者から許可を得て,初回投稿時に著作権者の許可書を送付してください.また,論文の図表の説明に出典を明記してください.動画はWindows Media PlayerまたはQuickTime Playerで再生可能な形式(mpeg,mpg,mov,aviを推奨)で作成してください.ファイルサイズは本文など含めて20MB以内としてください。特殊なファイルの形式やサイズを超える場合は編集室までご相談ください.
- 図・表などの本文中の挿入箇所は,Fig. 1あるいはTable 1と赤文字で表記してください.
- 度量衡はC.G.S.単位とし,km,m,cm,mm,μm,L,dL,mL(ccでなく),kg,g,mg,μg,mEq/L,mg/d(lmg%でなく)を用い,数字は算用数字(1,2,3など)を用いてください.
- 文献は最低必要なものにとどめてください.文献の書き方は,次の形式を守ってください.
- イ.
- 記載順序は出処順とし,1),2),3)の書式にしたがってください.
- ロ.
- 雑誌の場合:著者名:標題,雑誌名,発行年(西暦);巻:ページ(始めと終わりのページ).雑誌の略名は,外国誌はIndex Medicus,邦文誌は医学中央雑誌(http://www.jamas.gr.jp)などによる略名をご参照ください.また,著者名が多数の場合,4人目以降は,ほか,または,et alとしてください.
- ハ.
- 単行本の場合:著者名:標題.巻数,版数,発行地,発行社,発行年(西暦),必要なら引用ページを最後にしてください.
〈実例〉
- a)
- Wright GB, Keane JF, Nadas AS, et al: Fixed subaortic stenosisin the young: Medical and surgical course in 83 patients. Am J Cardiol 1983; 52: 830–835
- b)
- 藤原哲郎:RDSのsurfactant補充療法.新生児誌1983; 19: 10–15
- c)
- Becker AE, Anderson RH: Pathology of Congenital Heart Disease. London, Butterworths, 1981, pp62–66
- d)
- Voelkel N, Reeves JT: Primary pulmonary hypertension, in Moser KM(ed): Pulmonary Vascular Disease. New York, Marcel Dekker, 1979, pp573–600
- 掲載料:原著と総説の8ページ,症例報告の5ページ,How to do it・Letters to the Editorの2ページまでの印刷に要する費用は,学会が負担します.これらを超えるページは1ページにつき1万円を著者の負担とします.
- 掲載の順序は,原則として受理順によります.
- 編集委員への短信で学問的に有意義と思われるものは,Letters to the Editorとして適宜掲載します.その他研究班,研究集談会,会員の人事異動,その他のニュースもご通知ください.
- 関連した研究会の抄録はすべて学会ホームページ内に掲載します.別刷りは希望者のみ有料で作成します.
- 連絡先:〒162–0801 東京都新宿区山吹町332–6
パブリッシングセンター (株)国際文献社内
日本小児循環器学会雑誌編集室
TEL: 03–6824–9363 FAX: 03–5206–5332
E-mail: pccs-edit[at]bunken.co.jp ([at]を @ に変えて下さい) - 英文誌への Secondary Publication実施要綱
日本小児循環器学会雑誌はInternational Committee of Medical Journal Editors(ICMJE)が提唱する基準に則り,英文誌へのSecondary Publication を認めます.- 日本小児循環器学会雑誌の掲載論文について英文誌へのSecondary Publicationを希望の場合は,『日本小児循環器学会雑誌』と英文誌の双方の編集室へその旨連絡すること.
- 投稿の際は,著者は投稿論文が2次論文(Secondary Publication)であることを記載し,自ら英訳し,初出の別刷りとともに英文誌編集室へ送付すること.
- Secondary Publicationは,初出論文発表から少なくとも1週間以上の期間をおき,初版の優先性を尊重すること.
- Secondary Publicationの論文は,日本語から英語への言語変換のみで,加筆/修正/変更は行わないこと.
- Secondary Publicationの論文タイトルページにて,その論文の内容がすでに掲載されたものである旨を明記し,初出論文を文献として記載すること.
〈例〉「この論文はすでに掲載された論文である.(題名,雑誌名,発表年,巻号,頁数)」
- 二次使用について
日本小児循環器学会雑誌に掲載された論文の一部(図表他)を使用する場合は,二次使用許諾申請が必要です.使用目的は,学術目的と営利目的があり,営利目的の場合は許諾料をお支払いいただく必要があります.二次使用を希望する場合には,学会HPより申請書をダウンロードし,必要事項を記入の上,編集室宛てにご提出ください.