日本小児循環器学会会員の諸先生へ
~修練施設および修練施設群更新案内~

2024年1月吉日

特定非営利活動法人日本小児循環器学会 理事長 山岸 敬幸
専門医制度・認定委員会 委員長 増谷 聡

 小児循環器専門医制度における施設指導責任者および修練施設・修練施設群の認定期間は5年間です.201941日付けで新規認定・更新認定された更新申請を下記のとおり開始いたします.

施設指導責任者、修練施設・修練施設群

修練施設の更新を希望する施設・施設群は下記の申請時の基準を満たしていることが必要で,申請期間中の症例検討会の記録と合わせて更新の申請をお願いします.施設群代表指導責任者も承認を受ける必要があります.

今回の更新は,2019年41日付で新規認定・更新認定された修練施設・修練施設群が対象になります.年次報告・心疾患実態調査システムより認定更新書類をご作成いただき,クラウド上のフォルダに格納をしてください.(※格納先は以下,書類提出方法に記載)
また,年次報告も合わせて必須となりますので,提出期日までに合わせてご報告ください.

<年次報告・心疾患実態調査システム>
https://database.jspccs.jp/product/users/login

*操作方法にご不明な点が場合は,事務局までご連絡ください.

修練施設は,単独で小児循環器専門医の修練が可能であり,以下の施設基準を満たす施設です.

  1. 小児循環器専門医が,1名以上常勤し,修練医を指導できる体制にある.
  2. 心エコー,CT,MRI,運動負荷試験,ホルター心電図,心臓カテーテル検査の設備がある.
  3. 申請前年(1-12月)における小児循環器関連(心血管病変を合併する川崎病を含む)の入院患者数が100例以上である.
  4. 申請前年(1-12月)における小児循環器関連の心臓カテーテル検査とカテーテルインターベンションの施行数が50例以上ある.
  5. 群内修練施設としての重複申請や認定がない.

修練施設群は,複数の施設で循環器専門医の修練が可能となる場合で,以下の施設基準を満たすことが必要です.

  1. 各群内修練施設において,小児循環器専門医が常勤医として1名以上勤務し,各施設に修練医を指導できる体制がある.
  2. 各群内修練施設に心エコー,CT,MRI,運動負荷試験,ホルター心電図の設備があり,かつ修練施設群内に心臓カテーテル検査の設備がある修練施設を含む.
  3. 申請前年(1-12月)における小児循環器関連(心血管病変を合併する川崎病を含む)の入院患者(1入院を1症例とする)が,修練施設群の合計で100例以上である.
  4. 申請前年(1-12月)における小児循環器関連の心臓カテーテル検査とカテーテルインターベンションを加えた修練施設群の合計施行数が50例以上である.
  5. 群内修練施設のうち最低1施設は申請前年(1-12月)における小児循環器関連(心血管病変を合併する川崎病を含む)の入院患者(1入院を1症例とする)が50例以上でなければならず,5年の小児循環器修練期間のうち,最低3年間はこの基準で認定された群内修練施設での修練を含まなければならない.
  6. 申請前年(1-12月)における小児循環器関連(心血管病変を合併する川崎病を含む)の入院患者(1入院を1症例とする)が,25-49例の施設も群内修練施設として認定されるが,この基準で認定された群内修練施設における修練はその1/2の期間のみを小児循環器修練期間に算入することができる.
  7. 修練施設群を構成する施設は,原則的に同一都道府県にあるが,ただし,近接する都道府県にまたがる修練施設群を認めることがある.
  8. 修練施設群を構成する全群内修練施設の施設長が,他の群内修練施設に所属する小児循環器修練医について自施設内の侵襲的検査を含む修練を書面にて認める.
  9. 修練施設群の合同症例検討会又は学術講演会等を1年に10回以上開催する.
    (ただし、新型コロナウイルス感染対策のため、2020年〜2023年度については、年間3回以上とする。この規定は2023年度までで終了とする.)
  10. 修練施設や他の修練施設群の群内修練施設と重複申請がない.

上記,修練施設あるいは修練施設群の申請と同時に,施設指導責任者および群内修練施設指導責任者,施設群代表責任者の更新が必要です.施設群代表責任者は,カテーテル検査を施行している施設に所属していることが必要です.各責任者は小児循環器専門医であることが必須条件です.

2023年度の小児循環器専門医認定試験を受験し,202441日に認定見込みの方を施設指導責任者および群内修練施設指導責任者,施設群代表責任者の候補として申請することも可能です。

締切

2024年2月29日(木)

認定

専門医制度委員会は,修練施設の書類を審査した後,ふさわしいと判断すれば,「修練施設あるいは修練施設群,および指導責任者」として認定します.20243月末日までに,認定作業を終了し,不備のある修練施設のみ通知いたします.認定資格は,202441日より有効とし,同日以降,認定証を発送いたします.

施設指導責任者および群内修練施設指導責任者,施設群代表責任者が2023年度(第14期)の小児循環器専門医認定試験を受験予定の場合には、合否決定後の認定となります.

書類提出方法

書類はPDFファイルを以下のクラウド上のフォルダに格納してください.原本のご提出は不要です. なお、ファイルを格納する際には必ず指定通りにファイル名を付けてください.

≪格納先URL≫
https://proself.iap-jp.org/public/kPIzQWcl690TVrL2bMazGi98g-3IBe4Orp6SJ3DdIAKV

<ファイルの命名方法>
申請書類は,全てA4サイズのPDFに統一し,ファイル名の先頭に施設名を付けてください.
例:〇〇病院_様式7-1_修練施設群内修練施設更新申請書.pdf

申請書類格納マニュアルはこちら

指導責任者交代に関するご案内

修施設指導責任者・施設群代表指導責任者が引き続き6か月以上,その施設において指導が不可能なときは交代の届け出が必要です。

修練施設指導責任者が交代するときは様式3-3、群内修練施設指導責任者が交代するときは様式3-4、修練施設群代表指導責任者が交代するときは様式3-5で届け出をお願いします。
群内修練施設指導責任者と同時に、修練施設群代表指導責任者が交代する場合は、様式3-4と様式3-5両方のご提出をお願い致します。
施設指導責任者・施設群代表指導責任者が引き続き6か月以上不在の場合は認定が取り消されますのでご注意下さい。

申請書類ダウンロード

ダウンロードはこちら

問い合わせ先:

日本小児循環器学会専門医制度委員会事務局
〒162-0801東京都新宿区山吹町358-5
アカデミーセンター内
TEL:03-6824-9380 FAX:03-5227-8631
jspccs_sp[at]as.bunken.co.jp([at]を@に変更してください.)