2020年8月21日

日本小児循環器学会の学会員の皆様へ

特定非営利活動法人 日本小児循環器学会
理事長  坂本 喜三郎
副理事長  山岸 敬幸

会員の皆様におかれましては、日々の診療とともに、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対応にもご尽力されておられることと存じます。新型コロナウイルス感染症は現在も刻々と状況(再拡大など暗い情報だけでなく、治療法の改善やワクチン開発の進展など明るい情報も含めて)が変化しており、今後長期化することが予想されます。このような状況の中、学会としての社会的責務を鑑み、学会内にCOVID-19対策特別チームを設置し、施設間の連携の強化、学会ホームページから情報発信、現状把握のための全国アンケート調査などの活動を行っています。

本学会が本分としている小児循環器疾患を患っている患者さんは、COVID-19に感染した場合に重症化するリスクが高いとされている方が多く、患者さんとそのご家族から不安を訴える声が多く届いています。この不安を少しでも解消するため、COVID-19対策特別チームでは、学会ホームページから患者さん、ご家族、社会向けにその時々に押さえておくべき必要情報の発信をして参りました。

しかし、本学会の扱う疾患や個々の患者さんの病状は極めて多様であり、外来受診、検査や治療のスケジュール、学校や職場に行ってよいかなど、一概に全ての患者さんに共通した指針を述べることが困難であることは会員の皆様が日々感じておられる通りです。

COVID-19対応が加わりご負担が増えているなかでの改めてのお願いで恐縮ですが、特に主治医の先生方には「個々の患者さんの疾患や病状に合わせて個別に対応し、COVID19で動揺されている患者さんの不安の軽減に努める」ことにも特段の配慮をいただければ幸いです。

会員の皆様のご尽力に心から感謝申し上げるとともに、ご自身および周囲の関係者の方々の健康管理に十分にご留意いただきますようお願い申し上げます。