日本小児循環器学会
会員 各位

いつもお世話になっています。
日本小児循環器学会 理事長 山岸敬幸です。

本⽇は私から直接お願いがあり、ご連絡させていただきました。

地域では受けられない高度専門医療を必要とする患者を固定翼機で搬送できるようにする
⽇本重症患者ジェット機搬送ネットワーク(以下「JCCN」)を構築するため、
日本小児循環器学会はJCCN委員会(委員長 大津欣也)に賛同し入会しました。

さらに、JCCN設立のための実務活動を行う、特定NPO法⼈JCCN(理事長 福嶌教偉)を昨年10月に設立しました。

この度、特定NPO法⼈JCCNは「1年間、重症小児患者のドクタージェットの試験運⽤をするための準備費⽤」を募るため、クラウドファンディング(⽀援募集)を11⽉1⽇より開始したためご連絡をさせていただきました。
※ドクタージェットとは、重症患者を迅速に医療チームが集中治療を⾏いながら、
⾼度な医療機関に運ぶことができる⾶⾏機です。

⽇本においては、北海道患者搬送固定翼機運航事業で北海道航空医療ネットワーク研究会(HAMN=ハミン)が、医療⽤⼩型ジェット機「メディカルウイング」機体を⽤いて、2010年からの12年間で93例の⼩児患者を搬送しています。
しかし、北海道以外には、重症⼩児患者を医療⽤ジェット機で搬送するシステムはありません。

そのため特定NPO法⼈JCCNは、2024年4⽉から伊丹空港にドクタージェット機を常備し、全国各地からドクタージェット機での搬送を要する⼩児患者の搬送要請に応える体制をつくる準備をしています。
しかし、そのためには多額の費⽤がかかることから、今回クラウドファンディングを実施する決意をいたしました。皆様からご⽀援をいただき、まずは1年間の試験運⽤を実現させ、⽇本でのドクタージェット運⽤の確⽴に繋げたいと考えています。

日本小児循環器学会としてもこの事業を支援するため、全会員にクラウドファンディングの周知の案内をすることになりました。

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《詳細はこちら》
‧プロジェクト名:「⾶ばそう、ドクタージェット」救える⼩さな命を⾼度専⾨病院へ
‧URL:https://readyfor.jp/projects/JCCN-doctor-JET
‧⽬標⾦額:1億円
‧募集期間:2023年11⽉1⽇(⽔)〜2024年1⽉29⽇(⽉)23時 89⽇間
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クラウドファンディングでは、スタートダッシュが⼤事で、開始5⽇間で30%到達が成⽴には不可⽋とされています。
クラウドファンディングという国内外にまで発信できるツールを活⽤することで、広く⼀般の⽅々からのご⽀援を期待しつつ、まずは以前より私たちの活動を応援いただき、私たちを⽀えていただいている⽅にのみ、不躾ながらご連絡をお送りしています。

クラウドファンディングに挑戦し、⼤勢の⽅々のお⼒をいただき⽬標を達成すべく、
ぜひご⽀援や情報拡散にお⼒添えいただけますと幸いです。

お知り合いの方にも是非、この情報をお伝えいただければ幸いです。

フライヤーはこちら【PDF】

日本小児循環器学会
理事長 山岸 敬幸